(2007年3月1日)
さんざん疲れた日の翌朝は、非常にさわやかな目覚め。
夜は、かなりの嵐だったようで、
アラバマでは、竜巻もあった模様。

ここは、テネシーのどこ???という感じで、地図を見ると、
メンフィスとナッシュビルの中間地点のようで、
ウィルダーズビルというところのよう。

朝ごはんを食べずに(食事を抜くのはあんまりよくないんだけど)、
ナッシュビルへレッツゴー!

ナッシュビルへ着く前に、途中Arby'sで朝ごはん。
腹ごしらえをした後、
事前に2泊分予約してしたホテル
(昨夜電話して、1晩だけキャンセル)に
先に寄ってスーツケースだけでも置こうとしたけれど、なにせ
道がややこしい。
ナッシュビルは、一方通行の道が多すぎ!!!
観光客には全然分かりません。
なので、ホテルは後にして、カントリーミュージックの殿堂博物館へ。

ここへ行くのも、一方通行だらけで大変。
なんとか、最寄の駐車場に車を停めて、博物館へ。

テネシーが輩出した歌手というと、
(出身地というわけではなく)

エルビス

エルビス・プレスリーだけでなく、

ドリー

ドリー・パートン、

じょにー

ジョニー・キャッシュ、
その他ウィリーネルソンに、クリス・クリストーファンセンなど
(この二人はよくスコットランドでもコンサートしてます)
有名な歌手がたくさん輩出される州でもあります。

あと、ジャスティン・ティンバーレイクは、まさに
テネシー(メンフィス)出身ですね。
私たちが訪れた日、ちょうどジャスティンのコンサートが
ナッシュビルであったようでした。

Justin

(彼の曲「セニョリータ」の初めに、Justin, yeah, from Memphis, Tennessee...
というくだりがあります、うーん、この曲結構好きなんです)
セニョリータを聞きたい方は、下の画像をクリックして
ぜひYoutubeで視聴あれ♪

Senorita

ジャスティンの曲は、テネシー州に入ると
どのラジオ局でも15分おきに聞くことができるくらい。
やっぱり、州出身の歌手は愛されています。

ジャスティンのことはいいとして、このカントリー音楽の殿堂博物館、
音楽(特にカントリー音楽)に興味の全く無い人は、
行っても面白くないかも。
ナッシュヴィル自体、カウボーイ文化やカントリー音楽に興味がないと
面白くないかもしれません。

私もマルも(マルは特に)、カントリー音楽は大好きなので
すごく楽しめました。

北米のカントリー音楽は、スコットランドやアイルランドの音楽をルーツに
しています。博物館では、カントリー音楽の歴史をゆっくりと辿ることが
できます。

あちこちで音楽が聞こえてくるので、1歳のマヤも
途中で立ち止まっては、ブギウギ♪踊ってました(笑)。
子供のお絵かきコーナーもあって、いっしょに
カントリー音楽を聞いたり、カントリーシンガーの服のデザインを
子供と作るとか、いろいろ子供でも楽しめるように工夫されていました。

殿堂


また、違った観点ですが、
博物館(3階建て)自体、すごくかっこいいデザインの建築物で、
設計者のセンスに感銘。

博物館

さて、カントリー音楽の殿堂を見終わると、
少し雨が小康状態だったので、
あたりを散歩することにしました。

通りのいたるところで、カントリー音楽のライブが昼から
演奏されていて、本当に雰囲気満点。
おおお、私はナッシュビルに来ているんだ
とちょっと興奮状態のわたし。

赤ちゃん連れでなければ入っていくのですが、
中の客は、お酒を飲んで酔っているようだったので、
外から音楽を聴くだけにしました・・・
今度ナッシュビルに行くときは、子供を誰かに預けるか
マヤが18歳になってから一緒に行くかです。

マルちゃんは、カウボーイの店で、カウボーイ麦わら帽子と、
マヤのカウガールチョッキを買っていました。
テネシーにも来ると、結構カウボーイスーツを着ている人や、
カウボーイハットをかぶっている人を見かけました。

ナッシュビルの町並みは、エディンバラ顔負けなほど
結構歴史を感じさせるものでした。

ナッシュビル
(築1890年頃)

旧と新の交わる街でもあります。
(テネシー州の州都です)

ナッシュビル2

かなり昨日の疲れがまだあったので、早々と6時にはホテルへ。
一度車で廻り慣れると、一方通行だらけの街も
少しずつ分かってきました。

ホテルは、Best Western Music Row.

ナッシュビルらしく、ホテルの1階にはライブホールがありました。
(なので、夜は12時までガンガン生演奏が!
それでも、
夜は熟睡していたマルとマヤ。私もそれほど気になりませんでした。
なにせナッシュビルに来ているんだもの。音楽が耳障りになることはない!)

寝ているマヤ

マルもマヤも服のまま、ベッドで既に寝ていて、
そんな彼らを起こすのもかわいそうなので、
おなかのすいた私は、電話帳で出前(Takeaway)を探して、
イタリアンを2人前ほど注文。ホテルの部屋まで持ってきてもらいました。

チップは15%くらいでいいんですよね?@アメリカ
あげたら、出前を持って来てくれた
イタリアンボーイが非常に喜んでくれたんですが・・・
(いや、単に笑顔が素敵だけだっただけかもしれないな・・・)

私が、デスクでPCに向かい合いながら、
(このホテルはワイヤレスインターネット付♪)
カルゾーネとサラダを食べていたら、そのいい匂いに
マルちゃんも起きてきて、一緒に食べました。

マヤは結局、朝まで起きずに寝ました・・・
パパとママとあちこち毎日行っているので、
かなり彼女もお疲れなんでしょう。
ぐっすりおやすみ、マヤ。