<2月25日 夜>

おいしい食事を毎日作ってくれるクレイグですが、
アメリカンビレッジから帰ってきた夜は 
Catfish (なまず)の料理を作ってくれました。


なまず

(ナマズをフライしたものに、とうもろこし、マカロニチーズ、
豆の煮たもの、コランダーグリーンという葉のベーコン煮)

ナマズは生臭いよ、と聞いたことがあったのですが、
これはなかなかおいしかったです。
前日に新鮮なものを買っていてくれていたようです。
小さな骨がたくさんあるので、マヤには危ないから
あげることはできませんでした。

ちょっとマヤは調子が悪くて、この夜は吐き通しでした。

吐く前のマヤ
(ちょっと機嫌の悪いマヤ・・・)

どうも午後に飲んだ牛乳が体に合わなかったようです。
アメリカの牛乳には、イギリスの牛乳には入っていないものが
入っているんだ、とクレイグのご説明。
それが体に合わない人は結構アメリカにもいて、
逆にイギリスに行くと牛乳が飲めるという人もいるようです。
(例:クレイグはイギリスに来ると、チーズとミルクを飲食しても
吐いたりすることがなくなるらしい)

なので、アメリカではあまりマヤに牛乳を
あげないようにしています・・・

鉄溶鉱炉を見た後は、軽くファーストフードでランチ。

すぐ目に入ったハーディーズへ。
軽く食べようと思って、サラダを頼んだのに、
出てきたものは、デカデカサイズでした。

ハーディーズ

うげ。でも、おいしい。

ランチの後は、アメリカンビレッジという古き良きアメリカの
暮らしを再現するというテーマパークみたいなところへ。

4人で入場料60ドル。1人15ドル??
高すぎ!

テーマパークといっても、何にもない。
ただ、アメリカ大統領の家のモデルや南部独特のモデルハウスがあるくらい。
ショック。
でも、ま、天気もいいし、散歩にはいいですな。
あと、100年前のアメリカ人の服装を再現してあちこちで歩いている
人も見かけました。凝っているといえば、凝っている?

   
American Village


リバティベル

アラバマは、なかなかいい気候(15-20度)です。
天気にも今のところ恵まれています。
私の風邪もすっかりよくなりました。
アメリカのバーミンガム(アラバマ州)というと、
中学校や高校の地理の授業で習った覚えが・・・

バーミンガムといえば、鉄
(イギリスのバーミンガムと違うよん)

というわけで、
早速バーミンガムの鉄溶鉱炉の跡地(今はキャンプ場)
Bibb Furnaceに行ってきました。

*ところで、
 イギリスのBirmingham>>>バーミンガム
 アメリカのBirmingham>>>バーミングム・・・と発音されているよう。
 アメリカ英語には、Silent H(無音のH)がないんですね。


鉄山①

2月末のアラバマは非常にいい天気です(気温20度)。

鉄山②

中学校や高校で学ぶことって、
やっぱり意味があったんですね。
実際にこうして見ることで、さらに理解が深くなります。


アメリカでの2日目は、たっぷりの朝食で始まりました。
またしても、クレイグのお手製。

朝食
かりかりのベーコン、
ピーマンの入ったスクランブルエッグ、
マッシュルームのピリ辛グレービーソース合え、
ビスケット(スコーンみたいなの)、
グリッツ(ホワイトコーンの粉でできたもの、スコットランドのポリッジに類似)

非常に非常に、美味!
日曜の朝はこういう大きな朝食を毎週食べてみたい。

うーん、でも、体重は増やしたくないなぁ。。。(*v.v)。


(2月24日)
アトランタ空港に着いてから、空港を出るまで1時間半ほど経過。
セキョリティが厳しすぎる!

税関のおじさんは、冗談だろうけど、マルちゃんに、
「娘2人と旅行か?」と言って笑っていた。
うれしいけど、あまりの頭痛にうれしさ半減。
税関のおじさんは、話す、話す・・・
自分の家系図のこととか、10分くらい話し込まれました(笑)。

その後が大変。スーツケースを取ったら、その後、さらにセキョリティチェック。
せっかく取ったスーツケースを、またセキョリティの列に預けて、
次はみんな身体検査。
(子連れだから、列はすぐ最前列に行かせてくれるけど)
その後、地下鉄みたいなのに乗って、移動。
その後、航空会社別に並んだスーツケースをまた取りに行く・・・・

アメリカは、かなり不必要なセキョリティチェックをしているように思えました。
テロが怖いのは分かるけど、ちょっとやり過ぎなような・・・

セキョリティチェックを終えて、空港を出ると、すぐにレンタカーの事務所へ。
(事前にインターネットで予約済)
手続きをすませて、シャトルバスでレンタカーの場所へ行くわけですが、
着いたところは、車がたくさんあるところ。
要は、勝手に自分のプランに合った車を乗っていってください、というシステム。

たくさん車がありすぎて決められないーーー!

というわけで、目の前にあったポンティアックG6をゲット。

ポンティアック7

事前予約していたチャイルドシートを自分で取り付けて(これが面倒くさい・・・)
さぁ、アトランタ空港からアラバマ州へ出発。

私の体の調子はどんどん悪くなりました。吐き気とめまいがひどい。
機内食が体に合わなかったような気がします。
歳とるごとに、長距離の飛行機がつらくなってきている感じ(涙)。

途中、ガソリンスタンドでタイアノールを買って、飲みました。

アラバマ州に入ると、ビジターセンターでちょっと休憩。
外の空気をゆっくり胸に溜め込むように吸うと
少しずつ気分は回復していきました。
おそらく長距離での飛行機の中で、
体内の酸素が欠乏していたのかもしれないなぁ。

この日から2泊、マルちゃんの大学時代の友人夫妻 
クレイグ+ダイアンのところで宿泊。
二人は、7年前に私たちの結婚式のためにスコットランドまで
来てくれた夫婦。彼らの家は、手間取りながらもなんとか探し当てました。
アラバマの森の中にある家は3LDK+プール付。
それで、私たちのスコットランドの家の3分の1の価格らしい・・・
(スコットランドの家を売って、アラバマに移住するか??苦笑)

テレビも大きい。アメリカサイズ。

BIGTV
(おいおい、私の身長より高いテレビ・・・・)
(注:大人も子供もテレビは離れて見ましょう)

着いた晩は、クレイグが料理をしてくれました。
アメリカ南部の味付けをしたポークチョップ。

ポークチョップ
ピーマンのチキンライス詰めと三度豆の付け合せと共に。

最高においしかった!
おいしいものを食べると、急に元気になる私・・・
男の手料理っておいしい。
ダイアン曰く、彼女はクレイグがあまりに料理が上手なので、
彼女自身あまり料理を作らないんだそうだ。

夕食@クレイグ
(マヤは既にパジャマ体制)

アメリカでの第一日目。
第一印象は、人はフレンドリーだし、食事はおいしいし、
いい感じでございました。
わたくし、初めてアメリカ合衆国に来ております。
英語はイギリス英語の中でしか生活したことがないので、
自分の英語が伝わるか、向こうの英語が分かるか
ちょっぴりどきどき、心配しておりましたが、
意外にも米語、分かりやすいです。
あと、普通に話してもちゃんと伝わっているようです。

非常に安心しました。

という感じで、ぼちぼちと、私(+マヤ)の初めてのアメリカ体験を
ブログってみます。

(3月1日現在、テネシー州ナッシュビル滞在中)
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KLMオランダ航空にて、アムステルダム経由アトランタ行きの飛行機で
アメリカに入国。
正直、早朝の飛行機(エディンバラ発 5.50AM)は苦手です。
朝3時半起き。出来れば、これは旅行前は避けてみたいんですが、
今年はどうしてもフライングブルーのシルバー会員を目指したいので、
KLMで旅行することに決定。
(エディンバラからデルタ航空直行便でアトランタに行けるにも関わらず)

エディンバラ空港では、なんと、友人の●●さんにばったり遭遇!
これまた、同じ便の飛行機に乗るということで、なんたる奇遇!

エディンバラからアムスまでは、たったの1時間。
特に問題もなく、アムスに到着。
アムスからアトランタは、エアバスの機体で、若干日本行きの機体より
小さいかも。搭乗ゲートには、インド系の人が多くて、
一瞬、この飛行機はアトランタじゃなくて、ニューデリーにでも
行くのか?と思ったくらい。

液体は、100ml以内の容器に入っていて、それを透明の袋に入れておけば
OK。コンタクトやコンタクト用の液体、リップグロスなどを
配られる透明の袋に入れました。
アムスの搭乗ゲートでの検閲は、それほど厳しくなくて、
赤ちゃんを乳母車に乗せたままでもOKといわれました。
赤ちゃん連れは、ビジネスクラスの人と同じタイミングで
機内に入れるのでうれしいです。

KLM2


マヤの12本目の搭乗です。座席はありませんが、
中央の一番前の座席だったので、床で寝ることができました。

マヤKLM

隣には、2人の子連れのお母さん。
オランダ語でもないヨーロッパ語で話しているので、
いろいろ推測しながら、お互いの子供の話をするときに、
「突然ですがフィンランドからですか?」と聞くと当たってました。
え?どうして分かるの?と驚かれましたが、
フィンランド語は、他のヨーロッパの言語とはちょっと
耳あたりが違うから、逆に分かりやすいです。

彼女の男の子(3歳)は、9時間、機内食を食べた後、
ずっと吐いてました。
私もその匂いでちょっと気分が悪くなりました。
でも、男の子、かわいそうだった。

9時間は結構あっという間で、
私は、映画BORATを見ました。
(赤チャン連れでは、映画1つ見るのが限界です・・・)
機内食はいまいち。
日本行きの方がおいしい。
あと、KLM(AMS-KIX/NRT)で出てくるおやつの
カップヌードルが無くて、ただアイスクリームが配られるんですが、
このアイスがおいしかった♪(ベルギー製)

マルチャンは、飛行機から降りた後、3時間車を運転することに
なっているので、なるたけ私がマヤの世話(オムツとか)をしました。

だからからか、アトランタに着いたら、急に疲れがどーーーっと出て、
頭痛で頭が割れるかと思いました。

お友達に紹介してもらって、
有機無農薬野菜とフルーツを去年から
1週間に1回 配達してもらっています。

エディンバラの郊外にある畑で育ったおいしい野菜。
フルーツも無農薬有機フルーツです。

なんせ、サイズが違う。

でかでかにんじんさん
(土がたっぷりついてた、デカデカにんじんさん)

メキャベツ
(芽キャベツ(brussels sprouts)ってこんな風に
生えてくるんです!驚いた!)

味が違う。

もう、スーパーの野菜と果物は買えなくなりました。

お値段も、10種類の野菜と5種類の果物で、15ポンド。

スーパーですぐに腐ってしまうおいしくない野菜を買うよりは
安い。それに家まで運んでくれるので、買い物をするときは、
その他のものを買うだけなので、軽くてすみます。

先週は、たくさんケールが来たので、ちょっと戸惑ったのですが、
(青汁という使い方しか思いつかなかった)
煮て、ドレッシングで食べてみたら、すっごくおいしかったです。

これらの野菜は、全部 バイオダイナミックスという方法で
作られているようで、私はまだよく勉強してないんですが、
あのルドルフ・シュタイナーの教えに基づいているらしいです。
ほうれん草にはいつも雑草が付いてきてますが、
その雑草でさえも、なんとなくおいしく感じられる、そんなお野菜たちです。

マヤも、こんなおいしい野菜なので、
にんじん・じゃがいも・たまねぎ・芽キャベツ・ほうれん草・・・
なんでもパクパク食べています♪

まや、おいしー

もうかれこれ3ヶ月以上も風邪をグズグズひいています。
治りかけた、と思うとまた別のにかかるという循環です。
特に、痰がきれなくて、肺がんかとまで思いました。
(ちなみに、私はたばこを吸ったことがない)

今週、重い腰を上げてGPに行ったところ、
肺は大丈夫だけど、念のために5日間抗生物質飲んでみてください、
と言われた。
先週の日曜に運動をしても、すっきりしたのだけれど、
抗生物質を飲むと1日目から、さらにすっきりしてきた。

ので、これでやっと風邪にサラバ!

と思いきや、マルちゃんが会社でひどい風邪をもらってきた。

今日は1日中、ベッドで吐いたり咳き込んだりしています。
その咳が、やっぱり夕方から一緒の部屋にいると、
どうも私にもうつってきたようで、
咳が出て、頭も痛くてふらふらです。

本当にどうにかしたい。

なんだか、こういう繰り返しを結婚してからしてると思う。
結婚してから、なんだかんだとストレス(2年)、
結婚というものに慣れてきたら、次は会社のストレス(5年)、
唯一妊娠していた9ヶ月はストレスがなかった。

会社のストレスがあったときは、
ヨガにマッサージにCraniosacral Therapy(頭蓋仙骨療法)など
試したけれど、
結局ストレスは自分と向き合って生活改善しなくちゃ
どうしようもないと気づいた(と同時に、妊娠した)。
昔の上司が適度のストレスは体にいいんだぞ、と言っていたなぁ。
たしかに、適度にはいいんだけど、
過度のストレスは、たまりません。

Craniosacral のセラピストは、私の体が
ストレスで余りに硬直しすぎていて、
体の悪いところがどこか読めない、と言っていたっけ。

あと、当時ストレスで心臓がおかしくなるかと思って、GPに行ったら、
心臓に問題があるわけじゃなく、体が緊張で堅くなっていて、
体の筋肉が筋肉痛になるくらいになっているから痛いのよ、と
言われたことも。日本にストレス解消で帰るものの、
結局なんだかんだと 忙しくて、
さらに疲れをためてイギリスに帰ってくるという悪循環。

そら

本当にこの悪循環をなんとかしなくちゃだめだなぁ。

というわけで、金曜からアメリカに行ってきます。
頭の中、すっからかんにしてきます。
(はじめからすっからかんやないかーと言わないでねー(・・。)ゞ

あと、日本に次回帰ったら、どこかで般若心経でも写経したり
温泉に入ったり(みかちん、別府・有馬三昧しようねー♪)、と
とことんリラクゼーションしてみよう。そうしよう。

人間、頭は空っぽでいいのかもしれない。
理屈なんてどうでもいいよね。
心は空っぽじゃだめだけど。
2月14日は、この音楽ばかり頭に廻っています。


かぼちゃ
(上画像をクリックすると、Youtubeで主題歌聞けます)

(ああ、アメブロ、Youtubeの動画を貼り付けできないぞ!
なんでIframeもObjectも使えないかなー、アメブロ・・・)

エルちゃんみたいな子、学校に1人はいましたよねー。
すっごく大きいけど、めちゃくちゃ純情で可愛い子。
シュンスケみたいな子も、いますねー。

というわけで、バレンタインデーです。

私(とマヤ)は、マルちゃんに
カードとチョコと本(死ぬ前に行っておきたい1000の場所)をあげました。

マルちゃんは、私に
カードとチョコとセーターと写真たてをくれました。
(あと、マヤにはコートとセーター)

今晩は、一緒に食事できなかったのですが、
先週末にバレンタインデートしたから、いいです。

今年の6月で結婚7年目です。
スコットランド国立美術館で出会ってから8年目。

一緒にゆっくりと歳を重ねている感じです。
マルちゃん、
いつもマヤと私のために、
一生懸命働いたり、ドライブ連れて行ってくれたり
布団のシーツ替えてくれたりして
ありがとう。

わたしもマヤも、
マルちゃんがいての、わたしたちです。
これからも元気でいてね。
いやぁ、育児ブログのカテゴリにいながら、全くマヤのこと書いてませんでした。
あさってで19ヶ月になります。早いなぁ。

マヤ2007年2月
(そろそろ、また前髪切らなくちゃならないね)

断乳は、あれから2週間で完璧に終わりました。
(私のコンディションも含めて)

断乳の次は、ベッドを別にして寝ること。

去年の10月に日本から帰ってきてから、2月初旬まで
マヤは私たちのベッドでしか寝てくれず、
私とマルちゃんは、それはそれは寝不足でした。
(生後1ヶ月からそれまでは、自分の部屋で寝てくれていたのに)

なので、断乳の次は、自分の部屋に戻らせる、ということで
断乳の後、早速試しました。
泣く泣くながら1週間で成功。
(5-10分ほど泣き叫んだあと疲れて寝る、というパターン)

でも、昨日からは、自分でもう寝るから、
「マミー、バイー」
とまで!そのまま私は部屋を出たのですが、5分経って
様子を見に行くと、すっかり寝てました。
今日も、オヤスミのチューをしたら、自分でベッドにゴロンと
横になってくれました(感激)。

先日、ふと最近お子さんが出来た方のブログを見ていたのですが、
自分のことをふと思い出し、涙が出ました。

1日目の夜から、ずっと一緒で、
人によると、産んだ後は別々に寝たいという方もいると思うのですが、
私は、病院では、もうずっと一緒に寝ていたい、という思いで
一緒のベッドで隣でずーっと寝てる顔を 夜な夜な 見ていました。

マヤ生後すぐ
(生後2日目のマヤ、起きてはアー!アー!)

帝王切開の後で、カテーテルは付いてるし、
それでも自分でシャワーを
浴びなくちゃならなくて、大変だったんですが、
助産婦さんはすごく親切で、生まれ変わったら助産婦になりたい、
助産婦ほど素晴らしい仕事はないとか
ばかり、病院で言ってました。

そんな風に生まれたマヤが、
もうこんなに大きくなって、
いやなことは NO!!っていうし、
一緒にガハハハって笑えるし、
歌って踊ってくれるし、
くしゃみや咳をしたら、背中をさすってくれるし、
洗濯を干すのも、冷蔵庫に買い物を入れるのも手伝ってくれるし
(取り出すだけだけど・・・)、
本当に、親友が1人出来て、同居しているみたいな毎日です。

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ところで、今日の チャンネル4 ニュースの中で、
政治の話をしているときに、
急に下のような画像が1秒くらい出たんですが、

たまご

アナウンサーも、全然そのことについて言わなかった。
全く文脈に関係ないのに。
(出産の話とか、出産率の話とかでは全く無かった)

あれは、サブリミナル効果を狙っていたのでしょうか?
この画像を見ると、体が妊娠しちゃうとか、
子供が欲しくなるとか?
それでイギリスの出産率を増やそうとか??

私って、考えすぎ??