今日からイギリス・チャンネル4で、面白いTVシリーズが
始まりました。

Face of Britain

BBCでよくナレータをしている学者のニール・オリバー
(下写真、スコットランド人、テレビでもすごくスコットランド訛り)が

二ーる

オックスフォード大学と共に、
イギリス人の先祖の顔がどんなものだったのかを
考古学的に、遺伝学的に調べてみるというもので、

結構おもしろい。

ケルト系の地域としては、よく知られるスコットランドやアイルランドだけでなく、
コーンウォール(イングランド南西の端)もそうなんですが、
ケルト系によく見られる赤毛の遺伝子 MC1R  をトレースすると
ケルト人はどこにいたかなどが分かるんだそうです。

もちろん、21世紀の今となっては、いろんな人種がどこかしこにも
いるわけで
(私のようなモンゴロイドが、こんなケルトの国にいたりするわけですから)、

ただ、アレクサンダー大王の時代から、たくさんの人種が混ざってきている
わけなんですが、

どれだけ人種が混ざっても、やっぱり遺伝子って、



っと出てくる特徴があるんですよねー。

例えば、アイルランド人>>>まゆ毛がつながっている

私の過去7年の日本語lクラスの生徒で、北アイルランド人が
4人いますが、

みんな、まゆげつながっています。
(あと、みんな、すごくすごく、やさしい+酒飲み(笑))

スコットランド人(またはスコットランド系)の特徴も、
10年近くここにいると、なんとなく分かります。

たとえば、この人、アメリカ人ですが、


(アメリカのヘビーメタルバンドQ.O.T.S.A Joshua Homme)
QOTSA=Queen of The Stone Age

この写真、あんまりよく特徴つかめてませんが、

絶対にスコットランド人入ってます。赤毛で青い目。
初めてみたとき、絶対スコットランドのバンドだと思ったくらいだし。
このような顔した人には、
スコットランドに来るとたくさん会えます(微笑)。

(QOTSA、No one knows @Youtube)


ちなみに、上の曲、ドラムはDave Grohl (Foo Fighters)です。
夜になると聞きたくなる一曲。

生まれたときから私が弾くのを見てるので、
両手を使って弾くということは覚えてきているようですが、・・・
そろそろ真剣に教えてあげた方がいいんでしょうか。
私は4歳から先生につきましたが、
やっぱり4歳という年齢には意味があるんでしょうか。

下の二つの画像をクリックすると、
Youtubeにある マヤのピアノ演奏が見れまーす♪

マヤピアノ2
(前奏付のキラキラ星星(歌))

マヤピアノ1
(思いのままに弾いてみよう馬

手の動きと音がちょっとずれてるんだよね@Youtube・・・
(2007年3月2日、私の誕生日♪)

ベストウェスタンホテルでぐっすり眠れた後の朝ニコニコ
たっぷりホテルで朝食をとりました。

ワッフルマシンナイフとフォークがあったのですが、
めんどくさそうなので、果物バナナとコーンフレークだけを
とって、テーブルへ。マルちゃんは、私が
ワッフル食べたそうにしてるのを見ていたようで、
作って持ってきてくれました。

「全然難しくないよ、今度試してみたらいい。
ただワッフルの種をマシンに入れて、ひっくり返すだけ」

とのこと。フロリダで次は試すよ。。。

今日は、昼までにアラバマに戻る予定。
なので、午前中は、ナッシュビルの有名なコンサート会場で
カントリー音楽記念館でもある、

ライマン・オーディトリアム(Ryman Auditorium) カラオケへ。

Ryman

とても古い建物で、世界の有名な歌手がコンサートをした(する)ところ。
詳しくはウェブページの方で書こうと思ってます。

例えば、3月は、
コールドプレイがコンサートをすることになっているみたい。

入場券を買って、中に入ると、映画でオーディトリアムの歴史を
知ることが出来ました。その後は、ステージで記念撮影。
早速、家族で写真撮影。


ライマン


ライマンのり

私たちの前にいたオレゴンからの合唱団の観光グループは、
ステージに立つや、みんなで合唱しまくり・・・
最後に、合唱団の一人が誕生日だということで、
ハッピーバースデーの曲まで歌いだす。

うーん、私も今日は誕生日なんだなぁ・・・

とちょっとホッコリした気分。

合唱団にいる誕生日という人がステージから降りてきたときに、

「おめでとう!私も実は誕生日なの」

というと、その人も「きゃーー、おめでとう!!!」と、
その後、どこから来たの?とか話込んでしまいました。

うーん、アメリカ人は本当にノリがいいなぁ。うれしいなぁ。

オーディトリアムでは、様々な楽器の形をしたクッキーの型を
買いました。(マルは他にもいろいろ購入・・・)

その後、急にマルが

「げげげげプンプン!もう11時!
スーマンが2時には帰ってきてと言ってたのに!」

とパニック。

別にスーマン、ちょっと遅れたくらいで怒らないよー、といっても、
慌てて運転しなくちゃいけない、とあせるマル。

ナッシュビルからバーミンガムまでは、ほぼ1直線なんですが、
3時間で帰れないとのこと。

ま、出来るだけがんばって遅すぎないで帰れるようにしよう、と
南へドライブ開始。

いそがなくてもいいのに、遅刻大嫌いなマル。

あまりにスピードを出しすぎたので、


案の定・・・


テネシー州にて、パトカーに追いかけられました・・

スピード違反・・・


パトカー、あんな陰で隠れているなんて、ひどいわ。

カリフォルニアのナンバープレートだから、目を付けられたんだ、
レンタカー借りるときに、ナンバープレートチェックすればよかった、
カリフォルニアから来たリベラルヒッピーと思われたんだ、

って、マルちゃん、後悔しても後立たず(微笑)。

それにしても、
後ろから警察が追いかけてくるなんて、生まれて初めての体験に、
実はちょっとドキドキしました(ゴメン、マル)。

車を傍に停めると、パトカーも私たちの後ろに停まって、
出てきたのは、サングラスをかけた大きな警察官。
(本当にテレビに出てくるようなアメリカの警察官!)

マルに

「ぜーーーーったいに挙動不審なことしちゃだめだぞ、手は膝の上!」

と言われて、その通りにするわたし・・・

マヤは、ベビーシートでピースカ熟睡。


マルは、警察官の言うことに対して、

'Yes, sir.... ' 'Yes, sir' しょぼんの連発(笑)。

70マイルのところを86マイルで走っていたということで、
160ドルの罰金(号泣)。

(こんなん出ましたー♪ アメリカのスピード違反チケット)

ウォルマートで、US為替作って、イギリスから戻りきや送付しました。
とほほ。。。


これだけの目をして慌ててバーミンガムに戻ってきたのに、
スーマンの家に着くと、スーマンは昼寝中。

「ゆっくり帰ってきたらよかったのにぃ」 と言われてがっくり。

でも、スーマンはマルちゃんのお兄ちゃんのような人で
すっごく心配してました。
(俺が払ってやるぞ、とか必死で言ってました。
ネパール人の情の深さが見えた、やさしいスーマン)


今日にとてもいい天気だったので、
エディンバラ郊外の海岸へ昼からドライブ。

ロングニドリーからアバレディにかけてのビーチは
わたしたちのお気に入りの場所。
車で20分くらい。

特に、わたしの趣味を満たす絶好の場所。

え?ゴルフかって?


いやいや・・・(この辺は、有名なゴルフ場が連ねてあります)




化石ウォッチングです。

この辺は、イギリスでもきわめて古い石炭紀の地質(3億年前)で、
非常にいい化石がゴロゴロしてるんですよ。ふっふっふ・・・

わたしの趣味はいいとして、


引き潮の海岸をブラブラ散歩しました。
だーれもいません。


ロングニドリー
(めちゃくちゃ引き潮)


たかいたかい
(すごく青い空)

海岸の石
(すっごくすわり心地のいい石。家に持って帰りたくなるね。
満ち潮になると、海の底に・・・)

ロングニドリ2


ロングニドリ3
(今頃は、この文字も海の底・・・)

1時間ほどビーチで遊んで、家に帰りました。
夜は、マルちゃんのお手製チキンファヒータ♪
食べ過ぎました。

アメリカの旅行記が滞ってます。
今週は外出続きで、週末まで家にゆっくりいてません。
でも、エディンバラ、非常にいい天気が続いてます。
夏みたいに暖かいです(気温20度くらいまで上がったかな)。
最高の季節となりました。

===================

ところで、

2歳も近くになると、子供って音声や言葉の模写、いわゆる

ものまね


が非常にうまくなります。

あと、よく言いますが、

象のような記憶力


暗記力が大人の何倍以上だと聞きますが、これホント。

1.
今朝、テレビをつけてたら、
EVANS(大きめサイズの女性服)のコマーシャルで
レディ・マーマラードのオリジナルの曲がかかるんですが、

マヤが、歌と一緒に

「C'mon, give it a go♪クチクチヤヤヤー」

と歌ってるのを聞いてびっくり・・・
意味を分かって歌ってるわけではないですが、
ギョっとしました。結構歌詞はエッチですから(笑)。

2.
ユマ・サーマンが ヴァージンメディアのコマーシャルで
独り語りをしてるんですが、
「見たいテレビがあるときに、緑の目の男の子がデートに誘ったとしたら、
どっちをとる?」 (わたしはちょっと全文覚えてません)

そこで、マヤ、ユマ・サーマンと同じタイミング・同じ声色で、

' You do both'

ボーっと聞いているようで、全部覚えてます。こわいです。
緑の目というところから、英語でサラサラサラ・・・と言います。

3. 
わたしがマルと喧嘩をするとき、わたしの口癖を真似します。

'I know, I know, I know, I know... (分かってるって!)'

あ、喧嘩が始まりそう、と思うと、マヤはすかさず、

I know, I know I know...

ちょっと親ながら恥ずかしいので、喧嘩がしにくくなりました。

あと、オーストラリア人が非常に好きです。
オーストラリア人がテレビに出てくると、どこにいても
テレビに猛ダッシュしてきて、
一緒に踊ったり歌ったりします。
(The Wiggles、Sheela's WheelのCM、High5、Bananas in Pajamas など)

ま、これは仕方ないですね。
マヤも一応オーストラリア人の血入ってますから (ぼそ))
(2007年3月1日)
さんざん疲れた日の翌朝は、非常にさわやかな目覚め。
夜は、かなりの嵐だったようで、
アラバマでは、竜巻もあった模様。

ここは、テネシーのどこ???という感じで、地図を見ると、
メンフィスとナッシュビルの中間地点のようで、
ウィルダーズビルというところのよう。

朝ごはんを食べずに(食事を抜くのはあんまりよくないんだけど)、
ナッシュビルへレッツゴー!

ナッシュビルへ着く前に、途中Arby'sで朝ごはん。
腹ごしらえをした後、
事前に2泊分予約してしたホテル
(昨夜電話して、1晩だけキャンセル)に
先に寄ってスーツケースだけでも置こうとしたけれど、なにせ
道がややこしい。
ナッシュビルは、一方通行の道が多すぎ!!!
観光客には全然分かりません。
なので、ホテルは後にして、カントリーミュージックの殿堂博物館へ。

ここへ行くのも、一方通行だらけで大変。
なんとか、最寄の駐車場に車を停めて、博物館へ。

テネシーが輩出した歌手というと、
(出身地というわけではなく)

エルビス

エルビス・プレスリーだけでなく、

ドリー

ドリー・パートン、

じょにー

ジョニー・キャッシュ、
その他ウィリーネルソンに、クリス・クリストーファンセンなど
(この二人はよくスコットランドでもコンサートしてます)
有名な歌手がたくさん輩出される州でもあります。

あと、ジャスティン・ティンバーレイクは、まさに
テネシー(メンフィス)出身ですね。
私たちが訪れた日、ちょうどジャスティンのコンサートが
ナッシュビルであったようでした。

Justin

(彼の曲「セニョリータ」の初めに、Justin, yeah, from Memphis, Tennessee...
というくだりがあります、うーん、この曲結構好きなんです)
セニョリータを聞きたい方は、下の画像をクリックして
ぜひYoutubeで視聴あれ♪

Senorita

ジャスティンの曲は、テネシー州に入ると
どのラジオ局でも15分おきに聞くことができるくらい。
やっぱり、州出身の歌手は愛されています。

ジャスティンのことはいいとして、このカントリー音楽の殿堂博物館、
音楽(特にカントリー音楽)に興味の全く無い人は、
行っても面白くないかも。
ナッシュヴィル自体、カウボーイ文化やカントリー音楽に興味がないと
面白くないかもしれません。

私もマルも(マルは特に)、カントリー音楽は大好きなので
すごく楽しめました。

北米のカントリー音楽は、スコットランドやアイルランドの音楽をルーツに
しています。博物館では、カントリー音楽の歴史をゆっくりと辿ることが
できます。

あちこちで音楽が聞こえてくるので、1歳のマヤも
途中で立ち止まっては、ブギウギ♪踊ってました(笑)。
子供のお絵かきコーナーもあって、いっしょに
カントリー音楽を聞いたり、カントリーシンガーの服のデザインを
子供と作るとか、いろいろ子供でも楽しめるように工夫されていました。

殿堂


また、違った観点ですが、
博物館(3階建て)自体、すごくかっこいいデザインの建築物で、
設計者のセンスに感銘。

博物館

さて、カントリー音楽の殿堂を見終わると、
少し雨が小康状態だったので、
あたりを散歩することにしました。

通りのいたるところで、カントリー音楽のライブが昼から
演奏されていて、本当に雰囲気満点。
おおお、私はナッシュビルに来ているんだ
とちょっと興奮状態のわたし。

赤ちゃん連れでなければ入っていくのですが、
中の客は、お酒を飲んで酔っているようだったので、
外から音楽を聴くだけにしました・・・
今度ナッシュビルに行くときは、子供を誰かに預けるか
マヤが18歳になってから一緒に行くかです。

マルちゃんは、カウボーイの店で、カウボーイ麦わら帽子と、
マヤのカウガールチョッキを買っていました。
テネシーにも来ると、結構カウボーイスーツを着ている人や、
カウボーイハットをかぶっている人を見かけました。

ナッシュビルの町並みは、エディンバラ顔負けなほど
結構歴史を感じさせるものでした。

ナッシュビル
(築1890年頃)

旧と新の交わる街でもあります。
(テネシー州の州都です)

ナッシュビル2

かなり昨日の疲れがまだあったので、早々と6時にはホテルへ。
一度車で廻り慣れると、一方通行だらけの街も
少しずつ分かってきました。

ホテルは、Best Western Music Row.

ナッシュビルらしく、ホテルの1階にはライブホールがありました。
(なので、夜は12時までガンガン生演奏が!
それでも、
夜は熟睡していたマルとマヤ。私もそれほど気になりませんでした。
なにせナッシュビルに来ているんだもの。音楽が耳障りになることはない!)

寝ているマヤ

マルもマヤも服のまま、ベッドで既に寝ていて、
そんな彼らを起こすのもかわいそうなので、
おなかのすいた私は、電話帳で出前(Takeaway)を探して、
イタリアンを2人前ほど注文。ホテルの部屋まで持ってきてもらいました。

チップは15%くらいでいいんですよね?@アメリカ
あげたら、出前を持って来てくれた
イタリアンボーイが非常に喜んでくれたんですが・・・
(いや、単に笑顔が素敵だけだっただけかもしれないな・・・)

私が、デスクでPCに向かい合いながら、
(このホテルはワイヤレスインターネット付♪)
カルゾーネとサラダを食べていたら、そのいい匂いに
マルちゃんも起きてきて、一緒に食べました。

マヤは結局、朝まで起きずに寝ました・・・
パパとママとあちこち毎日行っているので、
かなり彼女もお疲れなんでしょう。
ぐっすりおやすみ、マヤ。

(2007年2月28日)

朝早く起きて出発するつもりだったのに、
結局8時半出発に・・・

バーミンガムからハイウェイ78を通って
いざ、テネシー州へ!

HW78

天気は最高!このハイウェイは、将来インターステート22番になる予定。
こんな道だったら、免許のない私でも運転できそう!

2時間程ドライブすると、ミシシッピ州へ。

ミシシッピ

ミシシッピー州ウェルカムセンターで、ちょっと休憩。
休憩所では、無料でコーヒーをくれました。
ミシシッピー州といえば、Lilianさんもコメントに言及されているように、

エルビス・プレスリーの生誕地です。

なので当然、下のような看板があったりします。

エルビス@ミシシッピ

休憩後、エルビスの生まれたTupeloを通り越して、
さらに1時間ほどドライブすると、
テネシー州へ突入。
メンフィスは、本当にミシシッピ州とテネシー州の州境にあります。
(メンフィスの一部は、ミシシッピ州に属している??)

テネシー州メンフィスにに突入するや、10分で、

エルビスの グレースランド へ到着!!
エルビスの邸宅・+博物館です。

グレースランド1

エルビスファンにはたまらんでしょうねー。
あと、特にすごいすごいエルビスファンでない私でさえ、
彼の生活や音楽を、グレースランドで知るうちに、
ちょっと興奮+エルビスのファンになってしまいました。

駐車場横のチケットセンターでチケットを買って、まずは
シャトルバスで、向かいのエルビスの邸宅へ(上写真)。

エルビスの住んだ部屋をずっと廻るのですが、
中でも私のお気に入りの部屋はこれ。

グレースランド2
ファンキー!

あと、エルビスの車の数々やプライベートジェットの中など
見学できました。あと、忘れてはならないのが、
エルビスの墓。

エルビス墓


近くには、エルビスの双子の弟(死産)のお墓や、
エルビスのおばあちゃん、お母さん、お父さんのお墓もあります。

日本のファンクラブからもお花が届いてました。
カモン・エルビス・ファンクラブっていうネーミングが
さりげなく笑えますけど・・・Y(>_<、)Y

JP

さてはて、急いでグレースランドを見学した後は、
遅いランチをしたかったのですが、
マルちゃんは、できるだけ早く次の目的地(ナッシュビル)へ
行きたいとのことなので、慌てて車に戻りました。

ミシシッピー川を見るためだけに、アーカンソー州へ入って
ちらっとミシシッピー川を見た後、インターステート40を通って
ナッシュビルへいざ!!!

ナッシュビルでは、ホテルを予約していたので、
夜8時までには到着したかったのですが・・・・・
空腹がたたったのか、
マルちゃんの調子が急に一変。
やっぱり、食べておけばよかった、ということで
慌てて IHOP(International House of Pancakes)へ。
そこで入ってパンケーキを食べるも、マルちゃんは
トイレに直行。かなり調子が悪い。
食べるのもそこそこで、車に戻ると、
駐車場で、マルちゃん、吐く、吐く、吐く...

どうも、昨日のランチ(特にフライドグリーントマト)が良くなかった模様。
(油ぽくて、私も昨日は吐き気がしていたくらいだから)
吐いたら、ちょっとは気分が良くなったらしく、
また運転を開始したんですが、
急にまた気分が悪くなってきたようで、

「今晩のホテルはキャンセルして、どこでもいいから高速沿いの
ホテルに入ろう!」

ということで、すぐさま目に入ったベストウェスタンへ。

マルちゃんは、チェックインをして、部屋に入るや否や、
トイレに駆け込んで、滝のように吐いてました・・・

ああ、こんなときに、私が免許を持っていれば、
私が代わりに運転して、ナッシュビルに行けたのに・・・
というわけで、今年の目標は、ずばり

運転免許取得

です。仕事を減らしてでも、免許取得に没頭します。(苦笑)

このベストウェスタン、部屋にLANでインターネットに繋げるはずなのに、
ちっとも接続がこない。なので、どこか他から浮いてきてる
無防備な無線LANをキャッチして、インターネットに接続したりしてました。
この世の中、ホテルは絶対インターネットを完備して欲しいですねー。

というわけで、夜は早めにホテルに入ったので、
私は私でゆっくりできました。
マルちゃんの吐いた風呂を片付けて、ゆっくり湯船につかったり
テレビを見たりしました。

ちょっと駆け足すぎた5日間だったので、
マルちゃんも体がついていかなかったのでしょう。
(運転も何百マイルも毎日しなくちゃならないし、
この日は4つの州をまたいで運転してるし)

マルマヤ
(吐きそうなマルのおなかの上に無邪気に乗るマヤ・・・)


(2007年2月27日)

4日目から当分お世話になるのが、
マルちゃんの大親友、
マレーナ(グアテマラ人:左)とスーマン(ネパール人:中)。

シルワル

私は初めて会うのですが、
着いた夜から、なぜかマレーナと意気投合。
(ま、前からマルちゃんに、
「君は絶対マレーナと気が合うよ」とは言われてたけど)

また、スーマンとマレーナのお嬢さん(イザベル・4歳)がいる。
イザベルは、英語・ネパール語・スペイン語のトリリンガル。
ママ同士と同様、子供同士も会った瞬間に仲良くなってました。


マヤとイザベル2

マヤとイザベル1

1歳7ヶ月と4歳で、結構歳の差があるかなぁと思ったんですが、
全然。
言葉の違いも全然関係ないんですねー、子供たちって。
いや、どの国の大人もそうでありたいものです。


さてはて、4日目もいろいろと人にあいました。
(食べ続け・・・胃の消化力も限界)

ランチは、マルちゃんがアラバマで大学院時代バイトしていた
警察での友人、カーティスと奥さんのタミー。
タミーが、レストランのマネージャをしているので、
そこのレストランにお邪魔しました。

Classic on Noble , Anniston AL
(上のウェブサイトに、メニューなどもあります)

アニストンレストラン

1898年に建てられたというかなり古い荘厳な建物。
(私のスコットランドのフラットもそういえば、1898年築・・・)

出来るだけ軽食にしたかったので、
サラダとエビのグリッツ和えを私は注文。

サラダ
たくさんイチゴの入ったサラダ。おいしかったー。
今まで食べたサラダで、これが一番おいしいと言い切れます。
(いちごを全部マヤにあげました・・・悲しい哉、母親のサガ)


エビとグリッツ
エビのグリッツ和え。これも結構おいしい。
けど、ちょっと脂肪分が多そう。胃がもたれてきて途中でギブアップ。

あと、タミーが、これだけは食べておいて!と注文してくれたのが
アラバマ名物のフライドグリーントマト♪

フライドグリーントマトというと、
そういう名前の映画がありましたねー。
高校1年のときに、1人で三宮のロッポニカに放課後見に行った
覚えがあります・・・なつかしい。

映画フライドグリントマト
撮影は、もちろんアラバマで行われたそうです。

これが本物のフライドグリーントマトです。
フライドグリントマト

なかなか美味。ちょっとピリカラ。
トマトが好きな私には、タマリマセン。
ただ、食後にちょっとウゲっと来ます。(涙)

マルちゃんも、軽めにサンドイッチだけ。

アニストンランチ2
(どこが軽めやねん!とつっこまないでね、そこのあ・な・た)


2階はこんな感じでした。
アニストンレストラン3

こんな豪華なレストランでも、アメリカでは
アロハシャツで入店可能なんですねー・・・<カーティス
マネージャの夫だからだろうか?

周りは、結構ビジネスマンや、明らかに上流という雰囲気を
かもし出したおばさまだらけでしたけれど。

ウェイトレス(平均年齢60歳くらい!)は、みんな親切で
まさにあの映画フライドグリーントマトに出てくる
おばあちゃん(5年前に他界された覚えが)みたいな感じの人たちが、
親切にマヤの椅子をだしてくれたり、
味を聞いてきてくれたりしました。

カーティス
(警察官に見えないやさしいカーティス、タミー、マヤ、マル)

このあと、バーナム博物館でゆっくり博物館賞。
夜は、キニー教授宅でピザ。
(もうレストランに行くのは疲れた)

キニー

キニー教授とはついつい生徒だったマルではなく
私が話しこんでしまいました。おもしろい先生!
奥さんは高校の先生。
息子さん(写真は、下の息子さん)は、
すごいエキセントリックで、これまたおもしろかった。
キニー教授とした話のことだけで、ブログが書けそうなので、
これはまたネタが尽きたときに(苦笑)。

キニー教授は、核廃棄問題に関する活動家で、
彼のインタビューをよくBBCでも見るくらい。

「ああ、わたしたちの大統領ブッシュは本当に馬鹿だ!」と
よく言っていましたが、
わたし(日本人)は、口を合わせるのをやめておきました。
身内の悪口は言えても、他人から身内の悪口は
誰だって聞きたくないだろうから(笑)。

あと、
私の趣味の一つ、石集め・・・が彼の趣味でもあるらしく、
会った記念に、古代の鏃(やじり)と私の集めている種類の石
をもらいました♪
(く、く、く。。。これでもブログが書けるけど、今日はここまで)

こんなそんなで、また多忙な1日を過ごしました。
マヤは夜、もちろん爆睡。翌日は早朝に起きて
テネシー州への長時間ドライブが
待っているので、私もマルもすぐに寝ました。

眠りマヤ
スーマンのところのベビーベッドは
柵のないベビーベッドなので、下にたくさんマットや毛布をひいて
落ちても大丈夫にしておいたんですが、
案の定、朝起きたら、落ちてました・・・
(落ちて頭をねじるとこわいので、これ以降は床で寝させることに)

さ、次の日は、うふふ、アラバマを一時脱出して、
テネシー州メンフィスです♪♪♪
3日目は、ダイアンとクレイグの家とさよならして、
マルちゃんの大学時代の友人+お世話になった大学職員さんと
ランチへ。

リックとジーンは、7年前にわざわざスコットランドに
私たちの結婚式に出席するために来てくれた
貴重な友人。

ジーン

ランチは大学の近くの、
アメリカ南部料理がビュッフェ形式で楽しめるレストランへ。
私はあまり食欲がなくて、食がすすみませんでした。。。

7年ぶりに会うのに、すごく近くにいる感じ、
すごく親しみと懐かしみをもてるこの二人。
笑いに満ちたランチを過ごせました。
たった2時間しか一緒にいれないのが、非常に残念。

この後は、アラバマ州で標高の一番高い
チーハー州立公園へ。

チハ2

標高2407フィートってことは、オンライン変換表 を使って計算すると、

733メートル。

ま、神戸の六甲山よりちょっと低いって感じですね。

マルちゃんは上の写真にあるやぐらみたいなところに、
1人で上っておいで、という。。。
(高所恐怖症のマル)

「なんで1人でのぼらなあかんのよ!!」
って怒っても、
「テンテンが上りたいだろうなと思ったから連れて来たのに!」と言い張るマル。
おいおい、私は高いところに上りたがる●●ではないのだぞ!

結局、わたし、屈服。
(まだ時差ぼけあるので、眠いしぼーっとしてて判断力がない)

入ってみると、くらーーーいし、せまーーーいし・・・
くもの巣はあるし・・・
(私は、最近ちょっとだけ閉所・暗所恐怖症の傾向があるかも?)

「くっそーーー、なんでこんなところに上らなくちゃならんのだーーー」
「こわい、・・・こわい・・・こわいよう・・・」

とブツブツ言いながら、上りました・・・

上ったらこんな景色。


ch-はー3
(特に高くないぞ・・・)

チーハー3
(くーー、こんなところに1人ぼっちで上らせてーー!)

ただ、この後は、タラデガ国立森林公園へ。

うーん、やっぱり州立と国立の違いがあるわーー。

1キロほど遊歩道が設置されていて、その中をゆっくり
乳母車でも散歩できるようになっているし、
景色も数段興味深い(特に古代岩が森林のあらゆるところをゴロゴロしている)。

タラデガ1

タラデガ国立森林公園は行く価値あると思いました。

チーハーもタラデガも、アラバマのネイティブアメリカン(チェロキーかクリーク族)
の言葉らしい。そういう言葉が、結構合衆国南部にはありました。
(チャタヌーガ、タラハシー、などなど)

思う存分アラバマの自然を体験した後は、
マルちゃんの大学時代の教授ファミリーとディナー。
アヴィーニ博士は、非常に気さくな先生で、
いろんな話のできる面白い方。

アビーニ
(食べ終わった後に記念写真。
食べ残しは、ちゃんと家に持って帰るんですね・・・)

マルちゃんが、ずっと連絡を取り続けているのも理解できます。
息子さんたちもすれてなくって、アメリカのよき青年たちを
みたという印象を受けました。

ディナー後は、次の宿、
マルちゃんの友達、ネパール人とグアテマラ人カップルファミリーの家へ。
ただ、夜は暗くて、地図もなかなか見えない・・・
やっぱり、高くてもナビゲーションをレンタカーに追加しておけばよかったのか・・・
予定より1時間遅れて到着・・・

とほほ+へとへと・・・
そのままその夜は、バタンキューでベッドに行きました・・・
なかなかインターネットできる時間もなくて、なんやかんやしているうちに、
もうアメリカ滞在も残り3日を切ろうとしています。
ここ10日間で、
アラバマ→ミシシッピ→アーカンソー→テネシー→アラバマに戻り→
昨日までフロリダで3日間という

忙しい旅行をしていました。

今日フロリダから8時間かけてアトランタ(ジョージア州)に戻ってきました・・・

マヤはあれからすぐに調子を戻し、数倍パワフルになりました。
マルちゃんも、テネシーに着くやダウン。
アラバマで食べたフライドグリーントマトの油にあたったようです。
私は、なぜかずっと元気です。肌がガサガサになってますが。

マルちゃん、運転ご苦労さま♪3500マイルも運転してくれました。
(今度アメリカ来るときまでには、わたしも免許を取ります・・・すまん)

イギリスに戻ったら、ゆっくりと旅行を反芻しようと思っています。

テネシーでは、メンフィスにてエルビスのグレースランドに行ったり、
ナッシュビルでカントリー音楽三昧してました。

フロリダでかなり日焼けしました。
3月で気温30度になるなんて、予想だにしてなかったので、・・・
フロリダに来たからは、ということで
ディズニーマジックキングダムにも行きました。

アトランタでは、スーツケースを買わなくては荷物が入りきりません(涙)。

それにしても、アメリカの信号ってどうしてあんな電線みたいなので
吊り下がってるんでしょうか。(笑)

アメリカのコインが未だによく覚えられません。全部マルちゃんにお任せ。
ただ、州のデザインが載った特別Quarter(25セント)コインを集めています。
今のところ8個(8州)集めました。
今日、洗濯しようと思って、ホテルのフロントでQuarterにお金を替えてもらったのに、
ランドリー場でお金を入れようとしたら、特別デザインのコインが4個も混じっていたので
慌ててフロントに戻って、さらにお金を替えてもらいました。
(ランドリー場 11階 → フロント 1階... この行き来があほらしい。。。)

理由を言ったら、,フロントのお兄ちゃんに爆笑されましたけど。
アメリカ人でこんなもの集める人なんて、いないんだろうか・・・(苦笑)

アトランタでは何をしようかな。。。
では、今日はこれにて。